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発達凸凹100人会議アンケート分析結果

『発達凸凹100人会議アンケート分析』


井出 草平(いで そうへい)
日本学術振興会特別研究員(大阪大学保健センター)
大阪大学非常勤講師

 発達凸凹100人会議では当日参加者にアンケート調査を行った。このアンケート調査では、発達障がいを持ちながら就労し続けられるコツや理由といったものを参加者に聞いている。
 アンケート分析から、発達障がいを持つ人々が社会で働き続けられる要因を少しでも明らかにし、社会にフィードバックすることがこのアンケート調査の目的である。
 会議には約100人の発達凸凹をもった人たちの参加があったが、すべての人たちにアンケートを書いて答えてもらうことはできず、有効回答者数は88人であった。以降の分析は88人のデータを基にした分析である。

■ 参加者の年齢と性別
■ 就労継続期間
■ 雇用形態
■ 長期就労者のいる職業領域はどこか
■ 自閉症スペクトラム指数と作業の苦手さの関係性
■ 成人期のADHDの自己記入式症状と苦手意識
■ 長期雇用に結びつく要因
■ 転職経験がある人の転職理由
■ 就職活動の際に利用したことのある機関