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発起人会議

発起人会議

イベント当日までには全3回の発起人会議を行いました。
その模様をこちらのページで報告いたします。

発起人とは…
当事務局では、100人会議を開催するにあたり、
日頃より発達障害に関わって活動されている方々10名に発起人としてご協力いただきました。
参加者の募集、プログラムの検討、イベントの運営などに関して、様々な意見を頂戴しました。
(詳しい発起人の紹介については、別ページをご覧ください。)

■第1回発起人会議

2013年9月6日(金)、100人会議に向けて第1回目の発起人会議を行いました。

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この日は初めて発起人の皆さんが一同に集まりました。

まず、イベント全体の方向性や目的について認識を深めました。
今回のイベントの大きな目的は、現在就労されている当事者の方に、
仕事をする上で普段工夫されている事や周囲に協力してもらっている事、
自分の特性を周囲にどのように伝えているかなどの成功エピソードを多く集めることです。
そしてそれをまとめ、今後、発達障がい者(発達凸凹)を雇用する側の方や、仕事について悩む当事者の方々に発信していきます。

そのためには、できるだけ多くの「成功体験」について話し合ってもらえるようなプログラムにしていかなくてはなりません。

また、具体的な申込み方法についても検討しました。
当初はweb上での申込みのみを考えていましたが、参加者のことを考えると、
紙媒体での申込書も作ったほうが良いと発起人の皆さんから意見をいただきましたので、作成することになりました。

さらに、当日のグループワークで話し合うテーマについて意見を出してもらい、最終的に15個にまとめました。
例)カミングアウト、電話対応、報連相、上司とのコミュニケーションなど…

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最後に、発起人の皆さんのご要望により、参加者募集のチラシを作成いたしました。

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■第2回発起人会議

2013年9月27日(金)、第2回目の発起人会議を行いました。

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9月13日(金)に参加者の募集を開始し、この段階で申込みは60人です。
目標の100人までにはまだ達していないので、当初予定していた募集〆切は過ぎていましたが、
少しでも多くの方にご参加いただけますよう募集期間を延長することになりました。

そして、何度も打合せを重ねて完成した当日のプログラム内容が発表されました。

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しかし、発起人の皆さまに意見を頂き、もう少しつめていかなくてはいけない事もありました。

「プログラム内で参加者の方が使うアイテムが多いので、片付けが苦手な方はテーブル移動の際に忘れ物をしてしまうかもしれない。」
⇒クリップボード等に全部まとめられるような持ち物セットを準備しておき、忘れ物がないように工夫

「議論の最中、ひとりでしゃべり過ぎてしまう人、または、何をしゃべっていいか分からなくて固まってしまう、
など困ったことが起こった時に、スタッフにアピールできるような手段を考えましょう。」
⇒イエローカードやヘルプカードを準備

「当日話し合ってもらうテーマは、参加者にどのように振り分けるか?
事前のアンケートをもとにこちらで振り分ける他にも、当日自由に選んでもらえるようにするのもいいのでは?」
⇒どちらもやることに決定

「開催にあたってはスタッフの人数が足りないのでは。」
⇒ボランティアスタッフを募集

などなど、様々なご意見をいただき、改善方法を考えました。
これらをもとにプログラムを精査し、当日、参加者の皆さんにとって有意義な一日にできるように尽力します。

■第3回発起人会議

100人会議が終了した11月1日(金)、第3回目の発起人会議を行いました。

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まずは、開催報告をしました。
発起人の皆さまの直前までのご協力のおかげで、当日は多くの方にご参加いただくことができました。

当日参加者  77名(サポーター含む)       
当日スタッフ 23名(ボランティア含む)
計 100名
※サポーターとは、参加お申し込みされた方で運営のお手伝いをお願いした方です。

当日の詳しい様子は「当日のようす」のページをご覧ください。
http://consul.piasapo.com/100peoplereport/current.html

その後、100人会議のグループワークででた成果物を今後どのようにまとめていくかについて意見を頂き、
実際に『職場環境を改善し凸凹を活かすために大切なこと10カ条(案)』としてまとめました。

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『職場環境を改善し凸凹を活かすために大切なこと10カ条(案)』

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※クリックで拡大されます。

イベント当日に集まった意見は、このように発起人の皆さまのご協力のもと、まとめ作業を行い、
今後当法人が作成する冊子や、このホームページで紹介していく予定です。

(記事:森村)